TOTO
よく見ているBSTBSの音楽番組「Song to Soul」でTOTOが特集されていました。どこのトイレでも見かけるロゴマークですね。最近INAXも多くなりましたが・・じゃなくてバンドのTOTOの話です。
代表曲は何と言っても「アフリカ」タイトルを知らなくても聞けば誰でも耳にしたことがあると思います。彼らは元々スタジオ・ミュージシャンで活躍していたメンバーでそれぞれが超一流のミュージシャンです。当時のマイケル・ジャクソンなど超有名な方々のレコーディングにはいつも彼らが演奏していたと言われるくらいでした。プロのミュージシャンですからレパートリーは幅広くクラシック、ジャズ、ロックなど何でも演奏したというから何処からも引っ張りだこでした。
メンバーには専任ボーカルがいるにもかかわらず他のメンバーがボーカルを務めることが多く、とても珍しいバンドです。大ヒット曲「アフリカ」でも
キーボーディストのデヴィッド・ペイチがリード・ボーカルをとっています。彼が中心となり全員で作り上げていくというスタイルだそうです。あれだけのミュージシャンの集まりですからそりゃあいいものができるわけですね。彼らの音楽は演奏の上手さだけではなくサウンド・エフェクター、シンセサイザーという音楽関連テクノロジーを駆使した多重録音がよく使われており重厚なサウンドです。でもあまり技術を駆使するとライブで同じ音を出すのは難しくなりますね。
彼らはTOTOとして大ヒットした後もスタジオミュージシャンを続けたといいますからそれだけ信頼された演奏者でもあったようです。
TOTOというグループ名の由来はボズ・スキャッグスの演奏メンバーで来日した祭、どこのトイレでもこのマークに出会い、きっと有名な名前だろうとこの名前にしたという日本に対するサービスリップ的な逸話です。他にもいろいろあるようですが意外とこの話が一番合っているのではと思います。
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